中国で使えるレンタルWiFiを選ぶときは、「中国に対応しているか」だけで決めてはいけません。中国本土ではGoogle、Gmail、Googleマップ、LINE、Instagram、X、YouTubeなどが通常の現地回線では利用しにくいため、VPN設定なしで規制対象サービスへ接続できる「中国特別回線」対応かを確認する必要があります。
本記事では、公式情報を調査し、中国本土で利用でき、Google・LINEなどへの接続方法を公式サイトで確認できたレンタルWiFiを中心に比較しました。料金、容量、受取・返却、サポート、向いている人まで一つの記事で判断できるようにまとめます。
結論:中国レンタルWiFiならWiFiBOXがおすすめ
中国旅行・出張で迷った場合の総合的な第一候補は、WiFiBOXです。中国特別回線に対応し、VPNを別に契約・設定せずGoogle、Gmail、LINE、主要SNSを使えると公式に案内されています。
おすすめする主な理由は、次の4点です。
- 料金が比較的安い:500MBは490円/日、1GBは890円/日、無制限でも1,090円/日が目安
- 中国特別回線を利用できる:一般的な中国の現地回線と異なり、規制対象サービスへの接続方法が分かりやすい
- 受取・返却が簡単:対応する空港・駅・施設の専用ボックスで非対面手続きができる
- 容量を選びやすい:地図・LINE中心の旅行から、仕事・動画・複数人利用まで対応しやすい
ただし、利用する空港や駅に受取・返却ボックスがない場合、対面サポートを重視する場合、複数都市への長期出張では別サービスのほうが適することがあります。サポートと空港拠点ならグローバルWiFi、知名度ならイモトのWiFi、中国国内受取ならChinaどこでもWiFiもおすすめです。
- 料金を抑える:WiFiBOX
- 空港受取・サポート重視:グローバルWiFi
- 知名度と日本語サポート:イモトのWiFi
- 中国滞在中の受取にも対応:ChinaどこでもWiFi
- シンプルな無制限プラン:WiFiトラベル/アクロスWiFi
中国で使えるレンタルWiFiおすすめ7社比較
比較表では、中国特別回線やGoogle・LINEなどを利用できる旨を公式サイトで確認できたサービスです。料金は1日あたりの目安です。
| サービス | 中国向け料金の目安 | 容量 | Google・LINE | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| WiFiBOX | 490円~ | 500MB/1GB/無制限 | 特別回線・VPN不要 | セルフ受取で安い |
| アクロスWiFi | 950円 | 無制限 | VPN設定不要 | 無制限料金が明快 |
| WiFiトラベル | 920円~ | 500MB/無制限 | 利用可能と案内 | 無制限も比較的安い |
| 好運レンタル | 980円~ | 無制限プランあり | 利用可能と案内 | 中国・東南アジア向け |
| ChinaどこでもWiFi | 48元~ | 1.5GB/無制限オプション | 専用国際回線・VPN不要 | 中国国内でも受取可 |
| イモトのWiFi | 1,160円~目安 | 500MB/無制限など | 中国プレミアム回線 | 知名度・日本語サポート |
| グローバルWiFi | 1,570円~ | 300MB~無制限 | 特別回線・VPN不要 | 空港拠点とサポートが充実 |
※料金・容量は公式サイトの表示を基にした目安です。渡航日、税、為替、キャンペーン、送料、受取手数料、補償により変動します。申込前に必ず公式の見積画面で総額を確認してください。
中国レンタルWiFiの選び方
1. 「中国対応」ではなく特別回線の有無を見る
一般的な中国の現地回線では、グレートファイアウォールの影響を受けます。端末が中国で通信できても、日本と同じウェブサービスを使えるとは限りません。「中国特別回線」「VPN不要」「Google・LINE利用可能」などの明記を確認しましょう。

2. 1日容量は普段の使い方より余裕を持つ
地図、翻訳、メッセージ中心なら500MB~1GBでも足りる場合があります。一方、動画視聴、オンライン会議、写真・動画の自動バックアップ、複数人での共有は容量を消費します。業務利用や家族旅行は無制限プランが安心です。ただし「無制限」でも、短時間の大容量通信で速度制御される場合があります。
3. 本体料金ではなく総額で比べる
1日料金に加えて、端末レンタル料、送料、空港受取手数料、返却費、補償料、延滞金を確認します。たとえば安い日額でも往復送料が加わると、短期旅行では空港セルフ受取型のほうが安くなることがあります。
4. 受取・返却場所と営業時間を確認する
出発空港で受け取る場合は、カウンターやロッカーの営業時間と締切を確認してください。早朝便・深夜便は宅配受取や24時間対応ロッカーが便利です。帰国後にポスト返却できるか、空港で返せるかも比較します。
5. 渡航先の都市と郊外での通信品質を考える
北京、上海、広州、深圳などの都市部では4G・5Gを利用しやすい一方、山間部、砂漠地帯、国境周辺、長距離鉄道の移動中は圏外や低速になる場合があります。どのレンタルWiFiも,現地通信会社の電波を利用するため、どの会社でも全域の接続を保証できません。
中国で使えるレンタルWiFi7社を詳しく紹介
WiFiBOX|料金重視・セルフ受取におすすめ
WiFiBOXは、空港・駅・商業施設などの専用ボックスから端末を受け取り、返却できるセルフ型サービスです。中国本土向けには特別回線を用意し、VPNを別途設定せずGoogle、LINE、主要SNSを使えると案内しています。
500MBは490円/日、1GBは890円/日、無制限は1,090円/日が目安です。短期旅行では500MB、地図や写真共有が多い場合は1GB以上、仕事や複数人利用では無制限が候補になります。

- 向いている人:料金を抑えたい人、非対面で受取・返却したい人
- 注意点:利用する空港・駅にボックスがあるか、在庫と返却場所を確認
アクロスWiFi|中国無制限950円/日の明快なプラン
アクロスWiFiは中国向け4G無制限プランを1日950円で案内しています。VPNの設定が不要で、最大10台まで接続可能(快適利用の推奨は5台程度)です。利用時間の目安は約12時間のため、長時間外出する日はモバイルバッテリーを用意すると安心です。

- 向いている人:無制限を分かりやすい料金で使いたい人
- 注意点:送料、補償、キャンセル条件を申込画面で確認
WiFiトラベル|500MBと無制限から選びやすい
WiFiトラベルは、中国向けに500MBと無制限のプランを用意し、Google、LINE、Instagramなどを利用できると案内しています。期間料金の目安は500MBが920円/日、無制限が1,080円/日です。

- 向いている人:通信量に応じて500MBか無制限を選びたい人
- 注意点:キャンペーン価格の適用条件と送料を確認

好運レンタル|中国・東南アジア周遊にも対応
好運レンタルは中国特別回線を扱い、GoogleやLINEなどを使える中国・東南アジア向け無制限プランを案内しています。中国だけでなく周辺国を移動する旅程では、1台で周遊できる対象国かを確認すると便利です。

- 向いている人:中国と東南アジアを周遊する人
- 注意点:キャンペーン価格、対象国、1日あたりの高速通信条件を確認
ChinaどこでもWiFi|中国国内でも受け取れる
JOYTELのChinaどこでもWiFiは、専用国際回線によりVPN設定なしでGoogle、LINEなどを利用できると案内しています。基本は48元/日で1.5GB/日、無制限オプションは18元/日、追加5GBは150元が目安です。
日本への送料無料に加え、中国国内での受取にも対応している点が大きな特徴です。すでに中国へ入国している人、長期滞在者、現地法人の出張手配にも検討しやすいサービスです。

- 向いている人:中国国内で受け取りたい人、長期滞在者
- 注意点:人民元料金、デポジット、返却方法、無制限オプションの条件を確認
イモトのWiFi|知名度と日本語サポートを重視
イモトのWiFiは、中国プレミアム回線を用意し、日本にいるときに近い感覚でGoogle、LINE、SNSを使えると案内しています。全国の主要空港で受取・返却方法を選べるため、初めて海外WiFiを借りる人にも分かりやすいサービスです。

- 向いている人:知名度、空港受取、日本語サポートを重視する人
- 注意点:通常回線ではなく中国プレミアム回線を選択し、補償を含む総額を比較
グローバルWiFi|空港拠点・容量・サポートが充実
グローバルWiFiは、中国向け特別回線を選ぶとVPN設定不要でGoogle、LINE、SNSなどを利用できます。中国特別回線の目安は4G 300MBが1,570円/日、600MBが1,770円/日、1.1GBが1,970円/日、4G無制限が2,470円/日、5G無制限が3,270円/日です。
複数の容量と通信規格から選べ、空港の受取・返却拠点や問い合わせ体制が充実しています。料金最優先よりも、受取のしやすさやサポートを含めた安心感を重視する人に向きます。

- 向いている人:空港受取、サポート、容量の選択肢を重視する人
- 注意点:Google・LINE利用が目的なら中国特別回線を選ぶ

中国対応でも申込前に確認が必要なレンタルWiFi
以下は中国向け端末・料金を確認できる一方、本記事の調査時点では「VPN設定なしでGoogle・LINEを利用できる」という案内を主要ページで明確に確認できなかったサービスです。WeChat、中国国内サイト、一般通信が目的なら候補ですが、Google・LINEが必須なら申込前に事業者へ確認してください。
- JAL ABC:中国4G無制限プランを案内。空港カウンター受取が便利
- 海外WiFiレンタルショップ:中国1GB・無制限プランを案内。端末料と送料を含む総額を確認
- jetfi:現行の中国向けプラン、規制回避方式、料金を申込前に再確認
レンタルWiFi・eSIM・VPNはどれを選ぶ?
| 方法 | メリット | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 中国特別回線WiFi | 設定が簡単、複数台共有 | 端末の携帯・充電・返却が必要 | 家族、グループ、PC利用 |
| 海外ローミングeSIM | 小型端末不要、返却不要 | 対応スマホと設定が必要 | 一人旅、荷物を減らしたい人 |
| 現地SIM+VPN | 現地番号や大容量を選べる | VPN規制、設定、接続不良リスク | 設定に慣れた長期滞在者 |

中国レンタルWiFiのよくある質問
中国のレンタルWiFiなら必ずLINEやGoogleを使えますか?
いいえ。「中国対応」は中国で通信できる意味にとどまる場合があります。中国特別回線、国際ローミング回線、VPN不要、Google・LINE利用可能などの明記を確認してください。
VPNを別に契約する必要はありますか?
中国特別回線でVPN不要と明記されたプランなら、通常は別契約なしで対象サービスを利用できます。ただし会社の社内VPN、特定アプリ、機密業務のセキュリティ要件は別問題です。勤務先の規定に従ってください。
無制限プランなら動画を見続けても大丈夫ですか?
無制限でも、公平利用のための速度制御や、著しく大量の通信に対する制限が設けられる場合があります。規約を確認し、OS更新やクラウドバックアップは停止しておくと安定しやすくなります。
香港・マカオ・台湾でも同じ端末を使えますか?
中国本土プランの対象地域に香港・マカオ・台湾が含まれるとは限りません。周遊プランまたは各地域を含むプランを選び、国境を越える旅程では対応国一覧を確認してください。
紛失・破損した場合はどうなりますか?
端末代金や付属品代が請求される場合があります。補償の対象範囲、自己負担額、盗難時に必要な証明書、紛失後の連絡先を出発前に保存してください。
まとめ|中国特別回線と総額で選ぶ
中国で使えるレンタルWiFiは複数ありますが、Google・LINEを使うなら特別回線の確認が最優先です。安さならWiFiBOX、無制限料金の分かりやすさならアクロスWiFiやWiFiトラベル、現地受取ならChinaどこでもWiFi、空港拠点とサポートならグローバルWiFiやイモトのWiFiが比較しやすい候補です。
最終判断では、渡航日数を入力したあとの「送料・受取・補償を含む総額」と、中国特別回線の選択状態を確認してください。料金や通信条件は改定されるため、申込直前に公式サイトを再確認することが大切です。


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