中国で使えるWi-Fiルーター「イモトのWi-Fi」。
言わずと知れたレンタルWi-Fiの大手だ。中国国内でもネット規制を受けずに自由にネットを使うことができる。
ではイモトのWi-Fiを使うことのメリットはどこか?
今回は他のレンタルWi-Fiサービス4社と比べて、どこが良いのか調べた。
中国で「使える」レンタルWi-Fi:「イモトのWi-Fi」
中国では、政府のネット規制によって日本国内と同じようにインターネットが使えない。
中国では、ネット規制によって下記のサイト・サービスを利用することができない。どれも出張や旅行で使いたいアプリやサービスだ。
- LINE
- Googleマップ等のGoogle系
- Dropbox
- youtube
- ヤフー検索
中国国内でこれらのサイトにアクセスするには、VPNというネット接続が必要だ。簡単に言うとネット上にトンネルを作る感じだ。詳しく知りたい方は下記記事をご参考にしていただきたい。
それでVPN付きのレンタルWi-Fiを使うと規制を回避しラインやGoogleマップが使える。そんなVPN付きレンタルWi-Fiの中でも有名なのがこの5社だ。
これらの会社の比較記事は下記をご覧いただきたい。
では今回はこの中から、エクスコム株式会社が運営している「イモトのWi-Fi」の中国で使うメリットとをご紹介する。
接続の安定なら:イモトのWi-Fi
言わずと知れた海外レンタルWi-Fiルーターの最大手「イモトのWi-Fi」。イッテQで世界を飛び回るイモトによって超有名になったポケットWi-Fiルーターだ。
抜群の安定感、知名度、安心感があるWi-Fiルーターだろう。
メリット1:ネット接続の安定感
1つめのメリットは何と言ってもネット接続の安定感だ。
これまで中国国内で使うWi-Fiは、中国のネット規制を回避するためVPN接続を使っていた。
しかし問い合わせたところ、イモトのWi-Fiの中国プレミアム回線はVPN接続ではないとのこと。詳しい情報は企業秘密で開示されなかったが、「国際ローミングに似た接続方法」のようだ。
つまりこれまでイモトのWi-Fiが使っていたVPN接続に比べると、接続の安定感は爆発的にあがる。
他のレンタルWi-Fiの中で、イモトのWi-Fiと同じくVPN接続以外の接続方式を使っているのはエクスモバイルだけである。
メリット2:サポートの充実
2つめはサポートの充実だ。
イモトのWi-Fiは大手なだけあり、24時間365日ヘルプサポートがある。これは大手だからできることだろう。
+81-3-5766-2721(海外から) 24時間
例えば、グローバルモバイルが運営する格安レンタルWi-Fiのチャイナデータは10:00〜18:00までのサポートしかしていない。
メリット3:自分にあったプラン
3つ目は、多彩な料金・データプランがあることだ。
例えば、
- データ量をたくさん使うなら「4G LTEで1日/1GB 1,580円」のプラン
- 安いのがよければ、「3Gで1日/500MB 680円」のプラン
などの、自分の使い方や必要に合わせたプランを選ぶことができる。
またアジア周回プランで同時に複数国を外遊したり、長期プランで出張や留学でもイモトのWi-Fiを選べるのは大きなメリットだろう。
メリット4:空港受け取り返却が可能
4つめのメリットは、空港での受け取りと返却ができることである。
空港受け取りの場合、営業時間を気にする必要もあるが、空港に行けば受け取れるし、使い方の説明を受けることもできるので安心だ。
返却時は一部空港に備え付けられている返却ポストに24時間返却可能だ。大手ならではのサービスだ。
メリット5:キャンペーンの多さ
これも大手ならではのメリット、キャンペーンをよく行うことだ。
渡航日の30日前・45日前・60日前までに予約すると割引になる早割のキャンペーンや、季節にかぶせた割引キャンペーンをよく行なっている。
タイミングよく予約すると割引が効いてお得だ。
公式サイト:イモトのWi-Fi 公式サイト
「イモトのWi-Fi 」の総評
結論:
【イモトのWi-Fiは、大手なりのサービスとクオリティーを提供してくれるレンタルWi-Fiだ。】
自分(あるいはグループ)の使い方に合ったプランを選べるのが特に良い。
イモトのWi-Fi基本情報
イモトのWi-Fi | ||
プランA | プランB | |
データ量 | 1GB/日 | 500MB/日 |
料金 | 1,580円/日 | 680円/日 |
速度 | 4G/LTE | 3G |
受け取り方 | 宅配・空港・本社(下記参照) | |
返却方法 | 宅配・空港・本社(下記参照) | |
キャンセル料 | 2,100円/台(下記参照) | |
延滞料金 | 2,000円/日(税抜)(下記参照) | |
保証・安心パック | 【有り】 300円/日プランで全額補償 | |
連続使用時間 | 4,5時間 | |
接続可能台数 | 5台 |
・受け取り方 ー
宅配・空港カウンター・エクスコム東京本社での受け取りを選べる。出発日の前日に受け取れる。出発前日より前に受け取る場合、450円/日である。さらに宅配と空港カウンターで受け取る場合、受取り手数料として500円/台が必要である。
イモトのWi-Fiの空港カウンターは、新千歳・成田・羽田・中部セントレア・関空・福岡にある。ただし営業時間に注意。
・返却方法 ー
宅配・空港カウンター・エクスコム東京本社での返却を選べる。宅配の場合、返却料金は自己負担。空港カウンターの24時間返却ポストでも返却可能。詳しくはイモトのWi-Fi 公式サイトをご参考に。
・キャンセルについて ー
出発日2日前17時以降に連絡した場合、1台あたり2,100円キャンセル料金が必要。専用オーダーフォームでもキャンセル出来るが、メールや電話でも可能なのでそっちの方が便利。ちなみに専用オーダーフォームはこちら
・延滞料金 ー
返送が帰国2日後となった場合に延滞料が発生する。
例えば、2月1日帰国予定の場合、発送が2月3日となってしまったなら延滞料金が発生する。
・保証 ー
紛失、盗難、破損は全額補償。700円/日のプランでは、飛行機や預け荷物の遅延も補償している。
但し、このような文言が。
紛失・盗難の際には必ず現地警察署または公的機関の証明書をご提示ください。ご提示なき場合は免責率は50%とさせていただきます。
ということは証明書がない場合、ルーターは40,000円/台なので、50%20,000円/台の請求。
付属品(SIMカード、バッテリー、充電器(一体型)、充電用ACアダプター)は合計で30,000なので、50%の15,000円の請求となる。
・補足情報 ー
イモトのWi-Fiが新しく始めた中国プレミアムWi-FiはVPNでの接続ではない。
問い合わせてみると、中国国外のサーバーに飛ばして接続している(中国以外のIPを使用)とのこと。国際ローミングと同じような接続の安定感があるということだ。
VPNは接続に不安定さが出る場合があるが、それを克服してきた。やるな!イモトのWi-Fi!
イモトのWi-Fi の口コミ:
「地図を見たり、調べたりする程度は十分使えました」
「友達と分け合うとそんなに高くなかった」
「建物の中でも繋がり、仕事をする上でも不便はありませんでした」
空港カウンターで当日申し込みも可能だが、台数に制限があるので事前にネット予約をしておきたい。接続の安定さを求める方ならイモトのWi-Fiをおすすめする。
公式サイト:イモトのWi-Fi 公式サイト
最後に:中国で安定のWi-Fiなら「イモトのWi-Fi」
やはり大手のレンタルWi-Fiはサービス・プランが充実している。
レンタルWi-Fiの中でもイモトのWi-Fiは有名なだけでなく、サポートもしっかりしている会社だ。
出張でも旅行でも、安心して中国に来たい方に特にオススメのレンタルWi-Fiだ。
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