中国ではLINE・Gmail・Twitter・Facebookが政府のネット規制によって使えない。
それで中国に旅行・出張で来る場合は対策が必要だが、最も簡単な方法は「中国向けのVPN機能付きのレンタルWi-Fi」を使う方法だ。
VPN付きのレンタルWi-Fi有名6社の特徴を比べ、どこがおすすめか紹介する。自分が求めるレンタルWi-Fiが見つかるだろう。
ちなみにVPN接続とは、中国の規制を回避するネット接続の方法だ。くわしくは下記記事をご覧いただきたい。
中国レンタルWi-Fi有名6社
中国旅行・出張で使える「VPN付きレンタルWi-Fiサービス」を行なっているのはこの6社だ。
どれも中国政府の規制を回避するプランを準備している。では順番に各社の強み(メリット)を紹介していく。
チャイナデータ
GLOBAL MOBILEが運営している、中国専用Wi-Fiルーター。GLOBAL MOBILE社は各国専用のWi-Fiルーターを揃えており、各国特化型の海外Wi-Fiレンタルで有名な企業。
メリット
- 中国レンタルWi-Fiで格安
- 宅配・返却料不要
- 4G LTEで500MB使用可能
「チャイナデータ」は何と言ってもレンタル料の安さが際立つ。VPN付きのレンタルWi-Fiで安心保証をつけて1日1,000円以下でレンタルできるメリットがある。
イモトのWi-Fi
言わずと知れた海外レンタルWi-Fiルーターの最大手「イモトのWi-Fi」。抜群の安定感、知名度、安心感があるWi-Fiルーターだ。
メリット
- サポートの充実
- プランの豊富さ
- 空港受け取り可能
- 接続の安定・安心感
「イモトのWi-Fi」は大手なりのサービス・サポートの充実がある。選択できるプランが豊富なのはメリットだ。
グローバルWi-Fi
「海外Wi-FiならグローバルWi-Fi」と言われるほど有名なWi-Fiレンタル会社だ。海外レンタルWi-Fi界では、イモトのWi-Fiと双璧をなす会社。
メリット
- サポートの充実
- プランの豊富さ
- 空港受け取り可能
- オプション品の豊富さ
グローバルWi-Fiは、前述の「イモトのWi-Fi」と強みが被るが、特筆すべきはオプションでレンタルできる商品が豊富なところだ。翻訳機やモバイルバッテリー、iPadがレンタル可能だ。
エクスモバイル
「エクスモバイル」は、エクスモバイル社が運営するレンタルWi-Fiサービス。
メリット
- 接続の安定感
- 使用時間の長さ
- サポートの充実
- 空港受け取り・返却可能
- レンタル料の安さ
- オプション品の充実
「エクスモバイル」は、サポートの充実と接続の安定と共に、安さにも挑戦している点が素晴らしい。使用可能時間が16時間という点も優れた点だ。
Wi-Ho(ワイホー)
株式会社テレコムスクエアが運営している海外レンタルWi-Fiの「Wi-Ho(ワイホー)」。
メリット
- プランの豊富さ
- サポートの充実
- Wi-Fiルータの接続台数の多さ
- ビジネスプランを完備
「Wi-Ho(ワイホー)」のレンタルWi-Fiは、グループで使う場合や、急な出張などビジネス面で特化している。特に接続台数の多さは他社にない強みで差別化できている。
公式サイト:Wi-HO!(ワイホー)公式サイト
jetfi(ジェットファイ)
jetfi(ジェットファイ)は、株式会社MAYA SYSTEMが運営するレンタルWi-Fiサービス。2018年の1月にFREETEL(フリーテル)の携帯端末事業を引き継いだ会社だ。
メリット
- 使用時間の長さ
- 4G LTEで500MB使用可能
- 長期プランが格安
「jetfi(ジェットファイ)」のWi-Fiは、サービスは一般的と行った感じだが、長期プランになるとレンタル料が最も安い。
中国レンタルWi-Fiをまとめると
中国レンタルWi-Fi各社の強みを簡単に紹介するとこの様になる。
安定・安心のイモトのWiFi
オプションの充実ならグローバルWiFi
バランスの海外WiFiレンタルのエクスモバイル
出張やグループで使うならWi-HO!(ワイホー)
長期で使うならjetfi(ジェットファイ)
問い合わせに対する対応力
今回、全てのレンタルWi-Fiの情報を正確に調べるにあたり、細かな点を各社に問い合わせた。
その際の対応力、対応方法などを敢えてランキングにするとこうなる。あくまで私個人の感覚であり参考までに捉えていただきたい。
- イモトのWi-Fi
- グローバルWi-Fi
- チャイナデータ
- エクスモバイル
- Wi-Ho
- jetfi
イモトのWi-FiやグローバルWi-Fiは、「さすが大手」といった対応力だ。そのほかは似たり寄ったりといった感じだった。
サービスやサポートの安心を選ぶなら、イモトのWi-FiやグローバルWi-Fiがいいだろう。
各社の基本情報のは下記記事にてまとめている。
おすすめレンタルWi-Fi
弊サイトの管理人としておすすめしたいのは、チャイナデータだ。
中国特化型のレンタルWi-Fiで4G/LTEも使えて業界最安だ。さらに口コミを見ると繋がりも問題なく、返送料金も会社持ちである。
チャイナモバイルは、中国レンタルWi-Fiの中で「安さ」と「繋がりやすさ」そなえたレンタルWi-Fiだ。
チャイナデータの基本情報
チャイナデータ | |
プランA(のみ) | |
データ量 | 500MB/日 |
料金 | 780円/日 |
速度 | 4G/LTE |
受け取り方 | 宅配・空港(下記参照) |
返却方法 | 宅配(下記参照) |
キャンセル料 | 1,620円/台(下記参照) |
延滞料金 | 【有り】(下記参照) |
保証・安心パック | 【有り】 200円/日 |
連続使用時間 | 8時間 |
接続可能台数 | 5台 |
・受け取り方 ー
宅配・空港カウンターでの受け取りを選べる。出発日の前々日または前日に受け取り可能。
受け取り可能空港は、成田・羽田・中部セントレア・関空だ。
・返却方法 ー
宅配返却のみ。送料無料。
・キャンセルについて ー
受け取り予定日3日前より1台につき 1,620円必要。
・延滞料金 ー
帰国日の2日後から延滞料金が発生。
延滞日数×レンタル料金(定額通信料金)=延滞料金
・保証 ー
紛失、盗難、破損は全額補償。
チャイナデータ の口コミ:
「1日1,000円以下でレンタルできるが素晴らしい!」
「返却がポスト投函で送料無料なのがおいしい」
「定額なのが逆にスマホヘビーユーザーには不便」
500MB使えて1日あたり780円というの安さが売りだ。また送料無料という他社との差別化もメリットだろう。利用料を安く抑えたい方におすすめだ。
ちなみにチャイナデータは長期プランもある。
最後に:
中国でインターネットを自由に使うならVPN接続が必要だ。
レンタルWi-Fi各社も対策をしており差別化を図っている。どれも特出したところがあり甲乙つけがたい。
格安のチャイナデータか、バランス型のエクスモバイルか。はじめて使うなら、大手のイモトのWi-FiやグローバルWi-Fiが安心だ。
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