VPNを契約する時や接続する時に耳にする、プロトコルとかIPとかサーバとか。
分かってるようで分かっていないIT用語たち。
別に分からなくてもVPNは使えるし、ネットにもつなげる。知らなくても人は生きているし、地球は回ってる。
でも格好つけて、「プロトコルが違うよ」とか「あーIPアドレスそこなんだ」みたいな感じで言ってみたいので、自分の覚書として素人なりに記事にしようと思う。記事にしたら覚えるし。
それと、皆さんに知ってもらいたい「IT用語サイト」もご紹介したい。
VPN接続の時によく聞くIT用語10個
今回調べるのは、私がVPN接続の時に個人的に気になった10個だ。
- プロトコル
- IPアドレス
- ポート
- ゲートウェイ
- 金盾(グレートファイアーウォール)
- VPN
- ドメイン
- サーバ
- OS(オーエス)
- ブラウザ
今後増えるかもしれないが、暫定で上記の10だ。
それと私が紹介したかったサイトは、「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典というサイトだ。
すでに知っている方も多いかもしれないが、難しいIT用語を分かりやすく、且つ面白く説明しているサイトだ。興味があれば一度ご覧になっていただきたい。
今回も大いに参考にさせていただいたので、この場を借りて感謝を伝えたい。
佐々木真さま、本当にありがとうございます!!!
では早速、IT用語をまとめていこう。
プロトコル
1つ目はプロトコルだ。
・ウィキペディア先生の定義
コンピュータ等の電子機器間で通信する際の取り決め。
んーわかるようで分からん。例えば、セカイVPNのサイトでは「接続方法」として下記のプロトコルが記されている。
[ PPTP・L2TP・OpenVPN・IKEv2 ]
プロトコルは、コンピューター同士の決まり事。別の言い方をすると、コンピューター同士の言語のようなものだ。
例えば、日本人に右手を説明する時に「お箸を持つ方」といえば大抵理解するだろう。だが、インド人に向かって「右手はお箸を持つ方だよ」と説明しても通じない。言葉も常識も違うから理解できないのだ。
それと同じで、コンピューターは決まりごと(プロトコル)の理解できない奴とは話(通信)ができない。簡単にいうとこんな感じ。
プロトコルにはそれぞれ特徴があるが、それはまた別の時に。
IP(アイピー)アドレス
2つ目は、IPアドレス(アイピーアドレス)だ。
・ウィキペディア先生の定義
IPでネットワーク上の機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の番号である。
IPアドレスとは、インターネット上の住所だ。
「123.45.67.89」といった0〜255までの数字の羅列だ。
ちなみにこの住所は具体的に分けると2つある。グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスだ。(両方IPアドレスっていうけどね)
簡単にいうと、
- グローバルIPアドレスは、どこからアクセス
- プライベートIPアドレスは、誰がアクセス
ということをハッキリさせるための個別の識別番号というわけだ。
住所に例えるとこんな感じ。
ちなみに、IPアドレスがなければネットに接続することができないので、ネットに繋がってる端末は(あなたのスマホも)全てIPアドレスを割り当てられている。
「え、じゃ個人が特定できるのでは・・」と思ったあなた。ご安心を。
IPアドレスは、自分が契約しているプロバイダが割り当て、プロバイダしか知り得ない。さらにプロバイダは、警察からの要請がない限りIPアドレスを開示することはない。
もし自分のIPアドレスを確認したい場合はこちら
ポート
3つ目は、ポートだ。
・ウィキペディア先生の定義
ポート(port)とは、オペレーティングシステムがデータ通信を行うためのエンドポイントである。
上記で、「プライベートIPアドレスは、誰がアクセス」をするかを明らかにするものと書いたが、さらにIPアドレスが住所のようなものだとすると、ポートは扉のようなものである。
つなげるインターネットサーバにも、自分のパソコン(クライアントサーバともいう)にもポート(扉)が存在する。
ただ、あなたのパソコン側のポート(扉)がずっと開いているとセキュリティもクソもないので、その都度開くし、その都度開く扉は代わる。(ハンターハンターのノヴのあの能力みたいな)
USBポートでも使われている様に、ポートは情報の出入り口と覚えておこう。
ゲートウェイ
4つ目は、ゲートウェイだ。ウェ〜イ!
・ウィキペディア先生の定義
コンピュータネットワークをプロトコルの異なるネットワークと接続するためのネットワークノードである。
実は、ゲートウェイ先輩はすごい奴だ。
先ほどプロトコル(コンピューター同士の決まりごと)が違えば、通信できないと紹介したが、ゲートウェイは仲を執り持つ(中継する)ソフトとか機械のことだ。
言ってることがわからず理解し合えなかったプロトコルたちだが・・
ゲートウェイ先輩が翻訳するとこうなる。
ゲートウェイは、規格の違うネットワークを中継してくれるすごい奴と覚えておくといいだろう。
金盾(グレートファイアーウォール)
5つ目。
中国でネットが自由に使えない元凶。
ぼくらの敵。
VPN
6つ目。
壁抜け職人。
絶対的なぼくらの正義のヒーロー。
ドメイン
7つ目は、ドメインだ。
・ウィキペディア先生の定義
IPネットワークにおいて個々のコンピュータを識別する名称の一部。
個々のコンピューターの識別?なんか先ほどIPアドレスとやらで聞いたような・・。
それもそのはず、ドメインとはIPアドレスを分かりやすく言い換えたホームページの住所だ。
もともとIPアドレスは「123.45.67.89」といった数字の羅列だが、「人が覚えにくいからアルファベットにしちゃおうゼ」と変換したわけだ。
ちなみにYahoo!の場合
【https://www.yahoo.co.jp/】
赤い部分がドメイン名となる。「123.45.67.89」こんな感じの数字の羅列より格段覚えやすい。
サーバ
8つ目は、サーバだ。
・ウィキペディア先生の定義
サービスを提供するコンピュータである。
お、いつになくウィキペディア先生が分かりやすい。
ソフトウェアの入った「パソコン」と覚えておこう。
ただ、サーバには物理的なスーパーコンピューターのような物も、仮想の物もある。
なんでもソフトウエアを起動させるコンピューターはサーバである。
OS(オーエス)
9つ目は、OS(オーエス)だ。
・ウィキペディア先生の定義
コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)のために、ソフトウェアの中でも基本的、中核的位置づけのシステムソフトウェアである。
OS(オーエス)とは、コンピュータを動かすための大元のソフトのことだ。
この記事を見ているなら、おそらくOSはウィンドウズかマックのものを使用しているだろう。
パソコンで説明すると、【Windows 10・macOS Sierra】とかがOSだ。
スマホで説明すると、【Android・iOS】これらがOSだ。
OSごとに仕様が違う。それでソフトやアプリによっては対応していたり、していなかったりする。自分が何を使っているか確認が必要だ。
ブラウザ
10個目は、ブラウザだ。
・ウィキペディア先生の定義
World Wide Web (WWW) の利用に供するブラウザであり、ユーザエージェント (UA) である。
はいきました、素人には分かりづらい定義付け。
簡単にいうと、インターネットを見るためのソフトウェアだ。
例えば【Google Chrome・InternetExplorer・fireFOX・Safari】これらがブラウザだ。
つまりインターネットを見るときに開く、ソフトorアプリのことだ。(大事なことなので2回言ってみた)
最後に
IT関連の用語をたくさんあって、全部を覚えることはなかなかできない。
でもこうやってまとめて覚えていけば、いつの日か格好良く(かっこいいと思って)「プロトコルが違うよ」とか「ゲートウェイ使えば?」みたいな感じで言って、恥をかくのだろう笑
ただなんとなくIT用語が分かった気がする。もしこの記事を最後まで読んで、付き合ってくれた人がいたならこの機会に感謝を。
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