中国で使える日本のVPNサービス18社の情報まとめ

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中国で使えるVPN

中国はネット規制が大変厳しい。自由にネットを使うならVPNが必須。

ということで、中国で使える日系VPNサービスを調べてみたら、実は18社のVPNサービスが存在する。

「やっぱり日系のVPNサービスでしょ!」という方におすすめな中国で使える日本のVPNサービスのまとめを作ってみた

ほかにも「野良」と呼ばれるVPNサービスも存在するが今回は調査圏外。

私個人はこれまでセカイVPN・スイカVPN・ホープムーン・良之助VPNを使ってきた。使ってきた順番に紹介していこうと思う。ちなみに、2019年11月現在、使用感が一番良いのはセカイVPNだ。

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ご自身の使い方・スタイルに合ったVPNを選ぶ時の参考にしていただきたい。

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中国おすすめ日系VPNランキング
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セカイVPN

中国で一番使われている日本のVPN。

私が使った日系VPNの中では、安定感・接続スピード共に文句なし。料金が高いという意見もあるが、同値段でスイカVPNや良之助VPNを使うならセカイVPNが一番だ。

中国でVPNが安定しないことほどストレスになるものはない。数百円の差で他のVPNを使うなら、セカイVPN一択で問題ないだろう。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・OpenVPN・IKEv2
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ・ドイツ・
台湾・韓国
対応OSWindows・MacOSX・iOS・Android
同時に接続できる端末数3台
料金1,080円/月
無料お試し期間最大2か月

 

公式サイトセカイVPN 

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月餅VPN

キッチンスタジオが運営する有名VPNサービスの1つ。

中国の規制に強いシャドーソックスの接続方式が使える。サービスやサポートも素早い。

ただサイト内のお客様の声には疑問あり。例えば、セカイVPNからの乗り換えを多く取り上げているが、内容に不正確な情報が多い。だが本当にお客さまの声なら直すことができないのでなんとも言えない。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・OpenVPN・Shadowsocks
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OSWindows ・ Mac・iOS・Android
同時に接続できる端末数3台
料金920円/月
無料お試し期間1週間

 

公式サイト【月餅VPN】

 

 

良之助VPN

普通に使えるVPNサービスだ。

繋がりやすさは、スイカVPNとどっこいどっこい。繋がる時は普通に使えてスピードも問題ない。

アリペイ・ウィーチャットペイで支払いができるの事は、中国在住者にとって嬉しい。

また旅行や短期出張で使える、「最短3日からのVPN契約」は嬉しいサービス。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ・ドイツ・
台湾・韓国
対応OSWindows・MacOSX・iOS・Android
同時に接続できる端末数2台
料金1,020円/月
無料お試し期間1週間

良之助VPN 公式サイト 

 

 

ホープムーン

言わずと知れた、業界最安値を歌う中国在住者向けのVPNサービスだ。

とにかく安い。

私も初め安さに釣られてホープムーンを使っていた。ただ、申し訳ないが「安かろう悪かろう」といったVPNサービスだ。

トラブルに弱いが、チョイ使いならありかも。他と比べて申し訳ないが、無料VPNに毛が生えた感じである。

問い合わせに対する対応スピードは◯、解決できるかは△。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・OpenVPN・SSTP・L2-VPN
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本
対応OSWindows・MacOSX・iOS・Android
同時に接続できる端末数6台
料金300円/月
無料お試し期間なし

ホープムーン 公式サイト

 

スイカVPN

私が二度目に使ったVPN。

普通に使えるVPN。値段も悪くない。契約を短期で刻むことができるのが良い点。

ただトラブルに弱い。中国政府がVPNの締め付けを強めると、使いものにならなかった。

さらに結構定期的にやってくる接続不良は、ストレス以外の何モノでもない。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本
対応OSWindows・MacOSX・iOS・Android
同時に接続できる端末数1台
料金950円/月
無料お試し期間2週間

スイカVPN 公式サイト

 

どこでもVPN

2010年からサービスを開始した、比較的経験ある会社。調査すると、実は上海の会社だった。

安さを売りにしているVPNサービス。良い点は、中国工商銀行での支払いに対応しているところだろう。

ただ1アカウントごとに料金がかかる。4アカウント契約すると1アカウント無料だが、計算すると980円×4=3,920円/月の出費だ。

失礼ながら、この値段を出すならセカイVPNを使う。おそらくVPNサービスがまだ走り始めの頃ならマシなサービスだったのだろう。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android・Linux
同時に接続できる端末数1台
料金980円/月
無料お試し期間3日間

どこでもVPN 公式サイト

 

VPN NINJA

2010年からサービスを開始。

接続方法が多いのが特徴。珍しく固定IPを扱っている。

用語説明や接続方法など、詳しく解説してくれている。が、若干サイトが見にくい印象だ。プロトコルが豊富なのは嬉しい。

上海に本拠地を置く、一応日本の会社だ。ただ値段が高い印象があるが、上海にオフィスがある分、中国のネット規制に素早く対応することができるのがメリットだ。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・AnyC・Packetix・OPENVPN
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ・英国・オランダ・フランス・韓国・オーストラリア・カナダ・ドイツ・ホンコン・インド・ブラジルなど14カ国
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android・Linux
同時に接続できる端末数2台
料金1,500円/月
無料お試し期間無し

VPN NINJA 公式サイト

 

Asia VPN

管理会社の記載無し。

PayPalでの支払いのみ対応。OpenVPNが使えるのは嬉しい。回線の高速化アルゴリズム「BBR」を採用している。

ただ全体的に簡素な印象。ちなみに、「VPN Asia」という全く別のVPNサービスとは全然関係がない。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP/IPSec・PSK/SSTP・OpenVPN
IPアドレスおそらく共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android
同時に接続できる端末数1台
料金980円/月
無料お試し期間24時間

Asia VPN 公式サイト

 

チョモランマVPN

スイカVPNと同じ管理会社が運営。

1アカウントで1端末接続可能だが、はじめに2アカウント作成される。つまり2端末使用可能。メジャーなVPNではないが、それなりのサービスを提供している会社。

ただ接続方法が少ないので、規制強化に弱いだろう。

「おっさん専用」と自らターゲットを絞っている面白サイト。人民元での支払いも可能。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android
同時に接続できる端末数1台
料金980円/月
無料お試し期間100円/10日のトライアル有り

チョモランマVPN 公式サイト

 

プラネットVPN

中国国内にもオフィスを設けているEFG Design株式会社が運営しているVPNサービス。

日本人スタッフで運営しており、サポートに不安はないと思われる。700円という安さが魅力的

ちなみにHP上には、ユーザー体験談の記載がある。しかし疑って申し訳ないが、書き口が全て似通ってるのはたまたまなのだろうか。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有のIPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android
同時に接続できる端末数1台
料金700円/月
無料お試し期間1週間

プラネットVPN 公式サイト

 

マイIP

セカイVPNと同じ、インターリンクが運営しているVPNサービス。

違いは、固定のIPアドレスを契約することができる。固定IPとは、いつも決まったサーバを通してネットワーク接続が可能なサービスだ。中国にいても日本のIPアドレスに接続できる。安定してると言えるが、その回線が規制されると使えなくなる。

ならばセカイVPNを使うことをおすすめする。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・PSK/SSTP・OpenVPN
IPアドレス固有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ・ドイツ・台湾・韓国
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android・Linux・FreeBSD
同時に接続できる端末数1台
料金1,080円/月
無料お試し期間2ヶ月

インターリンク 公式サイト

 

PO3 VPN

2015年から合同会社 Pass Itが運営するVPNサービス。

スーパーウルトラマイナーなVPNサービス。申し訳ないが調べても書くことがない。

残念ながらMacはサポートしていない。

というか、レビューも全くない。Google+やTwitterのアカウントも存在するが、2017年春で更新が止まっている。正直まだ運営されているかも怪しい。

一応VPN契約可能。

接続方法(プロトコル)L2TP/IPsec・OpenVPN・PISTN(PO3Desktop)
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ
対応OSWindows ・iOS・ Android
同時に接続できる端末数PC1台・スマホ3台
料金850円/月
無料お試し期間10日間

PO3 VPN 公式サイト

 

キャンセVPN

現在、新規契約が可能なのか不明。

超絶怪しいVPNサービス。契約するなら自己責任でお願いしたい。

アカウントを持っていると、ログインしサイト閲覧可能。一応新規アカウント作成も可能だが、怖いのでやめてみた。もし勇者がいれば試してほしい。

接続方法(プロトコル)記載無し
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OS記載無し
同時に接続できる端末数3台
料金700円/月
無料お試し期間2週間

キャンセVPN 公式サイト

 

かべネコVPN

株式会社エフネットが運営しているVPNサービス。

ポイント制で、使った時にだけポイントが引かれ、使わない日は繰り越される。面白いサービスだ。中国を行き来する方やVPNを毎日は使わない方なら、一度試しに使ってみてもいいだろう。さらにサポートの対応が早いと評判。

いちいち解約手続きをしなくても良いのもメリットだ。期間が終われば契約解除となる。

評判も良く、一度つかてみても良い。

どうでもいいが、ネコの後ろ姿がカワイイ。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・Shadowsocks
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OSWindows ・iOS・ Android
同時に接続できる端末数4台
料金880円/月
無料お試し期間1週間

かべネコVPN 公式サイト

 

つながるNOW

中国通(CH2)の傘下の会社が運営しているVPN会社。

3ヶ月プランなら650円という驚異の安さでサービスを提供している。

またステータスというタグから、現在使われているサーバ状況を確認できるのは珍しいサービスだ。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・アメリカ・香港・シンガポール
対応OSWindows ・ Mac・iOS・ Android
同時に接続できる端末数最大4台(プランにより異なる)
料金880円/月
無料お試し期間1週間

つながるNOW 公式サイト

 

BlueSurface

2011年からサービスを開始している。有名VPNの1つ。

独自の接続方式で「VPNではない」との記載あり。規制に強いサービスの1つ。ひと月では料金が高い印象だが、短期プラン8日(420円)、15日(740円)という短期旅行・出張者向けのサービスも魅力的だ。

VPNとは違う接続方式なので、日本のサイトと中国のサイトを同時に楽しむことができる。【基本的にVPNを使うと中国国内限定(Yokuとか)のサイトにアクセスできなくなる。】

唯一、Androidが非対応なのはいただけない。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・香港・シンガポール
対応OSWindows ・ Mac・iOS
同時に接続できる端末数最大4台(プランにより異なる)
料金1,320円/月
無料お試し期間1週間

BlueSurface 公式サイト

 

VPN-FAST

KEMBO Co.,Ltd.が運営している有名VPNサービスの1つ。

中国の規制に強いシャドーソックスの接続方式が使える。上海の日系企業だが、日本語スタッフのサポートがある。

規制への対応が素早いと評判。アリペイやウィーチャットペイでの決済も可能。だが、人民元で払うより日本円で払った方がお得。

接続方法(プロトコル)PPTP・L2TP・Shadowsocks
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)日本・香港
対応OSWindows ・ Mac・iOS・Android
同時に接続できる端末数1台(プランにより異なる)
料金980円/月
無料お試し期間2週間(キャンペーン中の為)

VPN-FAST 公式サイト

 

つながるもん

株式会社 Uracilが2011年より運営しているVPNサービス。

というか、現在ベータ版で無料で提供中。ほとんど無料VPN。

ネット検索には「つながるもん つながらない」との検索多し。ほぼネタ。

接続方法(プロトコル)PPTP
IPアドレス共有IPアドレス
接続できる国(サーバ場所)記載無し
対応OSWindows ・ Mac・iOS
同時に接続できる端末数記載無し
料金記載無し
無料お試し期間記載無し

つながるもん 公式サイト

 

最後に:日系有料VPNはピンキリ

ここに列挙したのがだいたい日本の会社が運営しているVPNサービスだ。

個人的には、安定感、接続スピード、値段を考慮してやっぱりセカイVPNが一番良いと思う。

だがVPNなんていうのは自分に合ったVPNを選ぶのが一番だと思う。ただ中には超絶怪しいVPNサービスも有ったので、信頼できる会社を選ぶことをおすすめしたい。

やっぱりVPNは安定してつながるのが一番だよなぁ。だって「VPNつながらんもん」って結構ストレスだし

コメント

  1. VPNユーザー より:

    L2TP,PPTPだけ提供している会社って,まだ中国からつながるような表現がサイトにありますが,つながるんでしょうか?

    • 管理人 より:

      VPNユーザー 様

      ご覧いただきありがとうございます。
      規制強化が激しく、いま現在、全てのVPNサービスが使えるかわかりませんが、私の住んでいる地域ではL2TP,PPTP共に繋がっています。
      ただ、9月下旬からL2TP,PPTPは繋がりにくいことが多いと体感しております。

      L2TP,PPTP共に規制強化の際、対象になることが多く、セキュリティ面でも他と比べて強くありません。
      L2TP,PPTPだけを提供している会社は、個人的にリスクが高いと感じています。

  2. 通りすがりのVPNユーザー より:

    つながるもん へのリンクですが,リンク切れです。
    やはり,つながらないもん でしょうか。

    • 管理人 より:

      通りすがりのVPNユーザー様

      ご覧いただきありがとうございます。
      またご連絡いただきありがとうございます。確認しましたが、すでに存在しないサイトと化しているようです。

      おっしゃる通り、つながらないもん のようです。

  3. モウ より:

    質問なのですが、この中で一番使えるサーバー数が多いのはどのサービスでしょうか?
    よろしければお答え頂けると幸いです。

    • 管理人 より:

      モウ様

      ご覧いただきありがとうございます。ご質問の「一番使えるサーバー数が多いサービス」ですが、前提として使う場所や回線によって繋がりやすさ(使いやすさ)が異なる場合があります。また使えるサーバー数に関してですが、あるVPNサービス(上記以外)は「サーバー数の多さ」を売りにしているものの、中国国内で使えるサーバー数は数える程度という状況が見受けられます。つまり中国VPNの現状使ってみないとわからない状況が続いています。それでその中でも、お勧めできるのは現在使っているセカイVPN、また月餅VPNが挙げられます。またその他の友人は、かべネコVPNやBlueSurfaceが使いやすいとのことです。ぜひ無料期間やお試し期間を用いてモウ様の地域で使いやすいか試されることをおすすめします。

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