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中国でGmailを使う方法【2026年最新】

VPNの選び方
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中国の「グレート・ファイアウォール(金盾)」は、インターネット利用に大きな混乱をもたらす存在である。YouTubeやXをはじめ、多くの海外サービスが制限されており、中国で“普通のデジタル生活”を送るのは簡単ではない。

では、世界で最も利用されているメールサービスの一つである Gmail は、中国で使えるのだろうか。

本記事では、中国におけるGmailの利用可否を整理したうえで、実際に中国からGmailへアクセスする方法を解説する。政府の規制がある中でも、Gmailを使う方法は存在する。その現実的な手段を紹介していく。

 

中国でGmailは使えるのか?結論から言うと

結論から言えば、中国では通常の方法ではGmailは使えない
旅行者、駐在員、中国で働く外国人、そして中国国内のユーザーにとっても同様である。

その背景は2010年に遡る。

当時、Googleと中国政府の間で大きな対立が発生した。中国政府は、国内ユーザー向けに検索結果の検閲を強化するようGoogleに要求したが、Googleは「インターネットの自由」を理由にこれを拒否。結果として、中国本土向けの検索を香港経由に切り替える対応を取った。

これにより両者の関係は急速に悪化し、中国当局はGoogle関連サービスに対して段階的な締め付けを強めていくことになる。

 

Gmailが中国で使えなくなるまでの経緯

緊張が高まる中、Gmailは中国国内で頻繁に障害を起こすようになった

接続不能や大規模な遅延が繰り返され、ユーザーは次第に他の安定したメールサービスへと流れていった。

特に象徴的だったのが、2014年12月の大規模障害である。年末という最悪のタイミングでGmailがほぼ使用不能となり、実用性は大きく損なわれた。

当初は、POP3やSMTP転送といった簡易的な回避策も存在したが、これらは長続きしなかった。最終的に、Gmailは中国本土で事実上ブロックされる状態となったのである。

ただし、ここで話は終わらない。

上に政策あれば下に対策あり」という中国の言葉通り、すぐに中国でGmailを使う方法がユーザーによって拡散され、それから10年以上経った中国では、この状況は大きく変わっている。

 

中国からGmailにアクセスする唯一の現実的な方法

現時点で、中国からGmailを利用する最も確実な方法はVPNの使用である

VPN(Virtual Private Network)は、通信を暗号化し、利用者のIPアドレスや位置情報を隠したうえで、海外のサーバー経由でインターネットに接続する仕組みだ。

世界中で以下のような目的で利用されている。

  • プライバシー保護
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ確保
  • 動画配信サービスの地域制限回避

中国では、検閲を回避し海外サービスに接続する手段として使われている。

VPNを使えば中国でもGmailやLINEが使える。

 

Gmail利用に向いたVPNの選び方

重要なのは、「どのVPNでも良いわけではない」という点である。

中国政府は長年にわたりVPN対策を続けており、多くのVPNがブロックされてきた。現在もVPNと当局の間では“いたちごっこ”が続いている。

そのため、中国で使うVPNには以下が求められる。

  • グレート・ファイアウォール(金盾)の仕組みを理解している
  • プロトコルや接続方式の更新が頻繁
  • 実際に中国で動作実績がある

一般的に、中国でGmailを利用する際に候補として挙がるVPNには以下がある。

チェック項目UCSS1coinVPNかべネコVPN
1年間の利用料金US$108 / 年〜約360 CNY / 年約5,760円 / 年
月額換算(円)1,395円 / 月660円 / 月480円 / 月
1ヶ月の利用料金❌(3ヶ月〜)
US$36 / 3ヶ月
⭕ 約30 CNY / 月⭕ 約880円 / 月
使用可能台数3〜5台(プラン依存)7台4台
BitTorrent△(特定サーバーのみ)
Netflixに対応⭕(日本・米国)⭕(日本・米国)⭕(日本)
日本の動画サイトに対応◎ DAZN / Hulu 等ほぼ全対応⭕ 主要サービス△ 一部のみ
設定が簡単か★★★★☆(日本語サポートあり)★★★★☆★★★★★
アプリの品質★★★★☆〜★★★★★
(iOSは★5)
★★★★☆★★★★★
速度と安定性★★★★★★
中国特化で最上位
★★★★☆★★★★☆
全額返金保証期間❌(試用なし)⭕ 14日⭕ 30日
公式サイトUCSS 公式サイト1coinVPN 公式サイトかべネコVPN 公式サイト

※月額換算(円)は目安です(例:1USD=155円、1CNY=22円で概算)。為替・キャンペーンにより変動します。

これらは政府のフィルタを回避し、Gmailにアクセスできる有名なVPNであり、私自身毎日中国で使用している。


 

無料VPNはおすすめできない理由

検索すると「無料VPN」が数多く見つかるが、中国利用に関してはおすすめできない。

理由は明確である。

  • 中国では基本繋がらない
  • ログ保存やデータ販売など、プライバシー面の懸念

特に中国のような規制の厳しい環境では、無料VPNは実用性・安全性ともに不安が大きい

一方で、必ずしも最も高額なVPNを選ぶ必要はない。多くの有料VPNには返金保証や無料トライアルがあるため、実際に中国で使えるかを試してから判断するのが現実的である。

無料VPNはおすすめしない。

 

中国でVPNを使ってGmailにアクセスする際の注意点

VPNを契約しただけでは十分ではない。安定してGmailを使うためには、以下のポイントを押さえておく必要がある。

  • VPNは複数用意する
    一時的に接続できなくなることは珍しくない。予備のVPNがあると安心だ。
  • 返金保証付きのVPNを選ぶ
    万一使えなかった場合の保険として有効である。
  • 焦らず待つ
    接続が遅い、最初は繋がらない、といったケースもあるが、時間を置くと改善することも多い。
  • 通信量に現実的な期待を持つ
    大容量動画の送受信は難しい場合がある。テキスト中心の利用が無難である。
  • 必ず中国入国前にVPNを準備する
    中国国内からVPNサイトへアクセスするのは非常に困難である。事前準備は必須だ。
 

国際ローミングでGmailを使う

VPNを使わずにGmailに接続する方法がもう一つある。

それは、日本のeSIMSIMカードを挿したまま国際ローミングを使いGmailを使う方法だ。

国際ローミングを使い中国国内でGmailを使う方法はとても簡単で、新たに契約が必要なわけでもない。

ただ注意したいのが国際ローミングによる「パケ死」だ。国際ローミングは、日本で使うよりもネット接続費用が爆発的に増える。

大手3社の中には海外定額サービスもあるので考慮できる。こちらにリンクを貼っておくのでご参考にしていただきたい。

ソフトバンク 国際ローミング

DOCOMO 国際ローミング

au 国際ローミング

私は楽天モバイルを使い、海外接続しているが問題なく中国でGmailを開けている。

楽天モバイルであれば、2GBまでは料金内で使えるし、ギガが必要な時には1GBずつ購入できるので短期の旅行者にもおすすめだ。

 

 まとめ:中国でもGmailは使えるが、準備がすべて

中国のネット検閲は世界でもトップクラスに厳しい。しかし、適切なVPNを使えばGmailへのアクセスは可能である

これから中国へ渡航・赴任する予定があるなら、答えはシンプルだ。

渡航前に、信頼できるVPNを準備しておくこと。

それが、中国でもGmailを使い続けるための唯一の現実解である。

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