中国国内でGoogleやFacebook、YouTubeが使えない。自由にネットを使うためにはVPNが必須だ。
中国で使えるVPNとして有名なPureVPN。
他のVPNサービスと比べてメリットは何だろうか?特徴をまとめた。
際立つメリットは「安さ」と、「Amazon fireTVにVPNをつけられる」こと。
PureVPNとは
PureVPNは香港を本拠地とするVPNサービス会社だ。2007年からサービスを開始し、2018年現在でも中国国内で使えるVPNとして有名だ。
中国で使えるVPNは数多くあるが、その中でも優れたVPNとして知られている。
基本情報はこちら。
接続方法(プロトコル) | PPTP・L2TP・SSTP・IKEv2・OPENVPN・StealthVPN |
IPアドレス | 共有のIPアドレス/個人IPあり(オプション) |
接続できる国(サーバ場所) | 141ヶ国750箇所 |
対応OS | Windows・MacOSX・iOS・Android・Linux |
同時に接続できる端末数 | 5台 |
料金 | $10.95/月 |
無料お試し期間 | 7日間 |
公式サイト:PureVPN 公式サイト
PureVPNのメリットは
ではPureVPNのメリットがあるか。紹介しよう。
メリット1:使用料金の安さ
PureVPNのメリットは何よりディスカウント率だ。
例えば1年契約は合計59ドル(約6000円)で使用できる。2年契約では合計69ドル(約7000円)で使用可能だ。
1ヶ月契約の場合、他のVPNサービスと変わりない料金設定なので長期的に使いたい人向けだ。
メリット2:専用アプリ実装
2つ目は、専用アプリを備えていること。
自分でVPN設定を行なう場合、幾らかの手間が必要だ。だが専用アプリを備えているVPNサービスはワンクリックでVPN接続完了だ。PureVPNもその1つ。
iPhoneやAndroidアプリも備えているのはもちろん、Amazon fireTVに専用アプリを使ってVPNをつけることも可能だ。
メリット3:セキュリティ対策
PureVPNはセキュリティ対策も最高レベルだ。
AES 256 ビット暗号化に加え、キルスイッチも実装している。キルスイッチは、それを使うと自分のIPアドレスを完全に隠すことができる優れもの。
またユーザーのアクセスログを保持しないプライバシーポリシーも有している。彼らが言っているノーログポリシーは、いつどこからVPN接続がなされたかのログを品質改善のために保持する程度だ。個人の特定は行わないと述べている。
さらにOpenVPNのプロトコルを使い、中国の規制や検閲に強い対策も行なっている。
メリット4:中国ユーザー向け
PureVPNは香港の会社が運営していることもあり、特に中国在住のユーザー向けにサービスを行なっている。そのため接続スピードに定評がある。
またスプリットトンネリングと呼ばれる珍しい機能を備えている。この機能は、VPN接続していると同時に元のIPアドレスを使って接続することもできる。
例えば、VPN接続を保持したまま、中国のタオバオやバイドゥに接続可能というわけだ。
141ヶ国に750以上のサーバーを持っているが、特に中国ユーザー向けに50以上のサーバを備えていることでも有名。
メリット5:対応端末の多さ
Windows・ Mac・iOS・ Android・ Chrome・FirefoxなどのOSやブラウザに対応している。
DD-WRTにも対応しており、対応するルーターにアプリをインストールしてルーター自体にVPN換装することも可能だ。
メリット6:サポート・サービスの充実
サポートも充実しており、365日24時間チャットによるサポートを行なっている。
また同時接続端末が5台ともメリットだ。
メリット7:中国のサーバーが使える
PureVPNはVPNサービスに珍しく、中国のインターネットサーバが使用可能だ。
つまり、日本国内からでも中国版YouTube(优酷网)やニコニコ動画(bilibili)に接続可能で、日本のドラマやバラエティーも次の日に視聴可能。
PureVPNの評価
総合的に評価すると、PureVPNは優秀なVPNサービスの1つだ。
最高レベル暗号化を準備しをキルスイッチも実装しておりセキュリティ対策が充実している数少ないVPNサービスだ。また同時接続が5端末まで可能のサービスも際立っている。何より年間契約のディスカウント率の高さは随一だ。
また専用アプリの実装で、ユーザー目線の使いやすさも特に際立っている。
公式サイト:PureVPN 公式サイト
最後に:
中国で自由にGoogleやYouTubeやFacebookを使うには、VPN解約が必須だがPureVPNはおすすめのVPNの1つだ。
そのほかに、ExpressVPNやセカイVPNも中国で使えるVPNサービスとして参考にしたい。
中でも、特に安さを求めるならPureVPNがいいだろう。
コメント